| エジンバラ特派員(会員966) ジミー山内のプロフィール |
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Edinburgh
Now: 040 2004.06.06 クライゲラキリターンズ2 |
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クライゲラキリターンズ2 | 2004.06.06 |
| クライゲラキに到着してから3日目、皆川氏は早朝West Highland
WayというGlasgowを起点として、Fort Williamsまでの全長150km(!)のウォーキングコースへと旅立っていった。目の前を走るSpeyside
Way同様、スコットランドでは非常にポピュラーなコースなんだとか。 仕事は初日こそ、半年前の勘を取り戻すべくどことの無くぎこちない働きっぷりだったと自分でも思うが、2日目にもなれば慣れたもの。しかし、やはり秋とは違い客が多い。前回は多くがウィスキー関連のビジネスゲストなどだったが、今回はプライベートの客が多かった。で、なんといってもウィスキー目当てでやってくるのは北欧系の人々。ドイツを筆頭として、ノルウェー、スウェーデン、デンマークと、ともかく北欧人はこのQuacih Barを目当てにやってくる。これはエジンバラでも同じ。 数々の超大物コレクターで有名なイタリア人はどういう訳かほとんどウィスキーに興味がないのか、ホテルにはほとんどやってこないし、エジンバラでも「ウィスキーは全く解りません」という顔している人がほとんど。スカンジナビアに関して言えば、酒販に関する法律が英国よりも厳しく、そういう理由もあってこちらで思う存分ウィスキーを楽しんでいるのかも。他の西欧からの人々は大体、「何で本場英国の方がウィスキーの値段が高いんだ?」といぶかしがるぐらいだから、その辺の違いもあるのかもしれない。 では、ドイツは…と思っていたら、面白いカップルに出会いました。何でもDietmarとCorinnaの二人はドイツで「Art of Whisky」というインターネットベースのウィスキーショップを営んでいるんだとか。最近自前でボトル詰めしたというボウモアをひっさげてQuaich Barへ。すぐに試飲してくれと、勧められる。石けん臭くない、何とも実直な味のするボウモア。あっという間に気があって、次の3日間、いろいろな情報を交換したり、互いに自分の好みの酒を勧め合ったり。なかでも、自分が勧めたある酒にいたく感動してくれて、その酒が未だ手に入る店を教えたところ、翌日には「全部で5本、店にあったほとんどを買い占めてきた!」と興奮気味に話してくれた。お礼、ということで、Art of Whisky、一番の売れ筋 Vintage Malt Whiskyがドイツ及び日本のみで販売している(ドイツでの流通はJack Wiebersらしい)のClassic of Islay(中身は8〜9年のラガヴリン、カスクストレングス)を少しサンプルボトルに分けて頂きました。なんでも、あまりの人気に次回以降はカリラになるそうで、なかなか貴重なもの。値段は英国では考えられないほど安いけど、ラガヴリンらしい、土臭さの中に、ほんのりとした酸味があって、とても心地よい清涼感のあるアイラウィスキーでした。 彼らのホームページは…www.artofwhisky.de。 しかしながら当然だが全てがドイツ語でほとんど何が何だか解らない… |
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彼らのオリジナルボトルになるボウモアを中央に、左からCorinnaとDietmarの二人。ウィスキーに対する熱意はなみなみならないものがある…Corinnaのお気に入りはBanffだとか。「いままで、だめなBanffは無かったわ」と語ってくれた。 |
J. WiebersのClassic of Islay。英国では先ず目にすることはない。次回ボトリング以降はCaol
Ilaになるとか。 |
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クライゲラキリターンズ1 | 2004.05.23 |
| 土屋氏一行とのアイランド訪問を終え、個人的には猛烈に忙しかった4月(エジンバラNOWのアップが遅れてごめんなさい)。ようやく一息ついたと思ったらCraigellachie Hotelの看板バーマン皆川氏から至急連絡がほしいとのメールが・・・。何かハプニングでもあったのかと思い電話を取れば、なんとまたまたホリデーを取るので十日ほどバーに立って欲しいとの話。偶然その時、Craigellachie近辺でウイスキー関連の仕事があり2−3日滞在する予定であったので、その日を除けばOKかもと即答。ただし、Royal Mile Whiskiesでのシフトに大穴を開けてしまうので、ホテルの支配人D.Elphick氏にRMWに「ジミーを借りる!」旨の一本電話を入れてもらう。これですべてがスムースに。 |
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リースとウィスキーの関係 | 2004.05.17 |
| 今週末エジンバラはいよいよ夏を迎えた。が、気温は20℃程度。それでも週日は15℃前後だったことを考えればたいしたものだ。おかげでそこかしこのガーデンにはこの時とばかりに日焼けをしたり、BBQを楽しんだりと、思い思いの夏の到来を楽しんでいた。 |
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そんなリースだが、実はここ、ウィスキーと深い関係がある街なのである。もともとSMWSの入るThe Vaultsを見てもわかるように、スコットランドのワイン輸入の玄関口であったこの街には多くの一時貯蔵庫が存在していた。が、1870年代後半のフィロキセラ大繁殖によって大打撃を受けて以降、余りに余ったそれらの貯蔵庫が徐々にウィスキー保税倉庫へと変貌を告げていったのである。1960年代には何とスコットランドのウィスキーの内85%近くがここリースに眠っていたという。無論、その後トラックの発達により港湾近くでのウィスキーの熟成は必要性が下がり、今では高級レストランや、アパートと化してしまった。それでも今も残る引き込み線のレールや、荷出しのクレーン跡が残ったアパートを眺めると、今は無き風景が想像されるわけである。 |
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今年をGlenlivetの年に・・・ | 2004.04.16 |
| ペルノリカール傘下のChivas Regal社は自社のフラッグシップであるGlenlivetについて今年、大々的なマーケティングを行う予定であることを発表した。このマーケティングにはパッケージングの刷新や、新たな広告戦略が含まれると言うことで、下半期にはこれらの動きが消費者の目に入ることになるだろうとしている。 |
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これが噂の・・・ | 2004.04.13 |
| エジンバラも夏時間を先月末に迎え、イースターホリデーで観光客で賑わうシーズンが又やってきた。陽が沈むのは午後8時過ぎ。晴れていれば9時過ぎまで空に明かりが残るほどだ。エニシダの花もArthur's Seatを包むようになり、本格的に春の訪れを感じさせる。 |
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| そんな春の観光シーズンに合わせるかのように新しいGlendronachが店にやってきた。以前お伝えした、12年物のGlendronachである。 15年のと違い、より赤みがかった丸いチューブに入ったボトルには、このウィスキーがバーボン樽と、シェリー樽のダブルマチュレーションであることが記載されている。が、しかし・・・このウィスキー、シェリーフィニッシュではなく、実はシェリー樽ねかせの、バーボン樽フィニッシュなのである。100%シェリー樽熟成を謳うGlendronachも、時代の波には勝てないのだろうか? しかし疑問は残る。熟成のほとんどをシェリー樽で行っているのであれば、何故それを今更バーボン樽でフィニッシュさせるのだろう?邪推すれば、いろいろな理由を考えることが出来るが、その前に飲んでみなければ始まらない。残念ながら手元に試飲できるサンプルがなく、その辺は又次回に、ということにしたい。 |
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| その他にもシグナトリーから、Straight from the Caskシリーズがいくつか届いた。 エドラダワーのバーガンディー及びポートフィニッシュ。ラフロイグのポートフィニッシュ。そしてポートエレンのバーガンディーフィニッシュである。○×フィニッシュ盛りだが、ポートエレンまでもが、しかもバーガンディーフィニッシュとは、やはり時代の流れなのだろうか?しかし、この外箱の色。どれもこれもものすごい色である・・・ |
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欧州に忍び寄る影・・・ | 2004.03.31 |
| アイリッシュパブ 「タバコが吸えない…」 |
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Glendronach & Glen Moray | 2004.03.22 |
| GlendronachはイギリスではOfficial15年が手に入らなくなってから久しい。シェリー樽100%を謳う珍しいオフィシャルボトルからか、結構人気が高く、遠路はるばるやってきたお客さんをがっかりさせてしまうこともしばしば。いつになったら入荷するのやら・・・と思っていたら、こんな情報を。近々12年が発売されるらしい。15年とは違い、ex-Bourbonとex-Sherryのvattedになるとか。15年が継続されるかは不明。 |
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Shetlandから・・・? | 2004.03.19 |
| Shetland初の蒸留所として期待されているBlackwood蒸留所が、この度3種類のスピリッツの発売開始をした。その3種類とは、Vodka,
Gin, Vodkaベースのクリームリキュール。残念ながらVodkaも、GinもBlackwood蒸留所で蒸留されたわけではないようだ(さすがにMalt100%のシングルモルトならぬ、シングルウォッカは価格競争の激しいスピリッツ業界ではやっていけないかも)。 |
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日本の某ウィスキーメーカーはウィスキーが熟成するまでジュースを売っていたそうだが、この国ではVodkaやGinを売るのが一番手っ取り早いと言うところか。 |
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新着Springbank | 2004.03.17 |
| 3月5−6日はロンドンでWhisky Magazine Liveが催された。 |
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迷走を続けるCardhu・・・ | 2004.03.16 |
| 昨年末、英国国会にまで論争が持ち込まれたCardhu Pure Malt、一応パッケージングを変えるというDiageoの決断で決着したかのように見えたが、ここへ来て事態が大きく展開した。なんと、Pure
Maltの販売を止め、もう一度Single Maltとして販売を開始するとのこと。 |
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Cadenhead's Tasting | 2004.03.01 |
| ここのところ忙しさにかまけて、ほとんど人付き合いがなかったのだが、久々にCadenhead'sのWee Markに会いに行く。聞けば、翌々日に店近くのパブでCadenhead'sのテイスティングを開催するという。本来なら£10だが、タダにしてやるから来ないか?と誘われて、即断した。
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| そのうちぞろぞろと参加者がやってきて・・・残念ながら誰もなじみがない。どうやら同業者はいないようだ。そのうちにMarkのウィスキーに関する説明が始まる。業界の裏話を交えた興味深い話が軽妙なトークに織り交ぜられる。テイスティングそのものは一つずつじっくりとブラインドで行われ、その後その蒸留所名があかされるという形で5種類が提供された。全てCadenhead'sオリジナル。 まず最初はGlenlossie 10年。若いスペイサイドモルトらしくさわやかでバニラたっぷりのモルト。素晴らしい出来。 2番目はMillburn 13年。ん?と思った方は鋭い。蒸留所は1985年閉鎖なので、13年物と言えば、最後の年の物でも99年には瓶詰めされているはずである。実はこれ83年蒸留の97年瓶詰めの物。確かにボトルはグリーンで、ラベルも以前の物。遂に英国でもオールドボトルブーム到来か…良くボトルを見ると750ml。もしや…そう、US市場向けの物である。元々米国はウィスキーに関しての酒税等が複雑で、そのあおりを食ってCaliforniaの倉庫で7年も眠っていたこのMillburnを送り返させたんだそうな。このUS市場向けの問題は前々から聞いていたので、これからも同じようなケースがあるかも。肝心の中身だが、Invernessモルト!といった感じで、パンチが効いていて、なおかつ適度なピーティーさ。「オールドボトルらしさ」も多少あるかな・・・。 3番目はGlendronach。オフィシャルの15年はこちらでは手に入らなくなって久しいが、この15年は46%に加水されている。シェリー物で、丸い感じが心地よい。但し、しばらくするとやはり硫黄臭が上がってくるのが残念。Markの一押しはこれ。確かにフルーティーなノートが良い出来だ。 4番目は驚きのBalvenie。周りは29年物ということでエキサイトしていたが、こちらとしてはやっぱりCadenhead'sのBalvenieということで大興奮。最初は年代物のスペイサイドかな?ぐらいだったが、やはり名前を聞けば驚きが隠せない。肝心の中身は・・・「凄い!!」と声を上げるほどではないが、長熟のスペイサイドの風格充分である。値段を聞いてまたまた吃驚(ここでは一応伏せておくことにします)。なんでもCadenhead'sの料金体系にはレアとか、そういった物は含まれないんだとか。熟成年によるフラットレートということ。つまり、「安い」ということです。 最後はLedaig。ピートレベルは一番なものの、どうもスピリッティであんまり良くないかな。少しアンモニア臭もあったような気が。 ということで、約2時間半をかけてじっくりとテイスティング。その後、二人で上のバーに行って久々にトーク。最後は両者ともべろべろになって宴も終了した。 尚、Cadenhead'sのテイスティングはMark主催によるもので、基本的には毎月最終水曜日午後7時半より行われることになっている。次回は3月31日。料金は前売りが£10、当日券が£12.5となっていて、Canongate店で購入できる。 |
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新参ボトル二本 | 2004.02.20 |
| 小売業界にとっての暗黒のシーズン、一月を超え、ようやくロイヤルマイルにも観光客が戻り始めた。日もだいぶ長くなってきたし、気温も日中5度前後を保つように為ってきた。英国はこれから桜のシーズン。これから随所で桜が花を咲かせるはずだ。もう既にクロッカスは地中から顔を出し、春を一足先に運んできている。 年末から、最近になって新しく店頭に並んだボトルを二本紹介したい。 |
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| まずは、Highland Park。 この国では比較的値段の高いレンジで特に評判の高いHighland Parkだが、年末に数量限定、店舗限定のものがお目見えした。1977年蒸留、2003瓶詰めの25年で、Single Cask(Cask #4258)で、Cask Strength。これは、スコットランドに関する雑誌「Scottish Field」が12月号で主催した、2004 Whisky Merchant's Challengeの記念ボトルとして販売されたもの。この雑誌、2003年にウィスキー小売業界を集めてブラインドテイスティングを毎号で行っていたが、その中でHighland Parkが金賞を2回受賞したことを記念してボトル詰めされたものである。Loch Fyne、Royal Mile Whiskies, Gordon & MacPhail, The Whisky Shop, Craigellachie Hotel, Gleneagles Resort, Drumchork Lodgeの7店が参加している。2004 Whisky Merchant's Challenge自体は、その内で、実際に小売りとして活動する4店、つまりLoch Fyne, Royal Mile Whiskies, Gordon & MacPhai, The Whisky Shopが価格帯を設定して、それぞれにその帯域でベストと思われるものを推薦する形になっている。 |
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| 肝心の1977 Highland Parkだが、通常の25年に比べ、相当にフルーティーな印象だ。オレンジを主体とするが、ともするとスペイサイドかな?とも思える様なバナナ臭もある。テリがあり、美しいノーズ。ピートレベルは他のVintage
Highland Parkに比べそれ程高くなく、またシェリーべたべたでもなく、良い感じにまとまっている。ストレートでも楽しめるが、加水後の変化も又良し、である。キャラメルと、ピートが加水によって立ってくるのが分かる。
残念ながら、上記の店舗のみでの購入が可能。200を下る本数が瓶詰めされたようだが、店舗に並んで約一ヶ月が経ち、既に8割が消えてしまった模様。 |
| 二番目は新パッケージでお目見えのTullibardine。 赤身を帯びた、美しいボトルから一挙に重厚なNavy Blueを基調としたパッケージングに。ボトルデザインで売るのはあんまり好きではないけど、重厚さの中にセンスの良さが光るこのボトルはなかなかかも。1993の文字が打たれ、熟成年ではなく、vintage表記に変わっている点も興味深い。Tullibardineといえば、「grassy」と言うイメージが強いが、新しいボトルでは印象が結構変わっている。 |
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| 先ず感じるのはバニラ。奥に甘い香りが控えていて、時間と共に大きく立ち始める。grassyさは残るものの、以前のようなある種の清涼感は後ろに引いた感じがする。 残念なのはテイスト。口に含んでも、これと言って何も感じるものがない。RMWの社員テイスティングの後と言うこともあるのかもしれないが(カスクストレングスばかり6本一気だった…)、ともかく口寂しい。ボトルデザインがかなり期待を誘うだけに、少しがっくりかも。 |
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映画の中の日本 | 2004.02.19 |
| フランス、特にパリほどではないが、イギリスもなかなか日本に対する理解が深まっていると思うことがある。ここ7〜8年でイギリス人の日本食に対する興味は非常に高まったし、車やITだけでなく、漫画、映画、建築など文化的な側面も脚光を浴びることが多くなってきた。とはいえ、まだまだへんちくりんな理解も多いのも事実。 そんな中、昨月から日本を題材にしたハリウッド映画がイギリスの銀幕を賑わしている。 一つは、言うまでもなくT・クルーズの「The Last Samurai」。昨年末に予告編を劇場で見たときは何事かと思ったが、案の定「Lord of the Ring」による中世ブームと相まって、なかなか人気のようだ。「Samurai」と聞いてぐっと来ちゃう人間は欧米に結構多くて、熱っぽく武士道を語る人を幾度も見ているが、そういう人にとっても大満足の映画なんではないだろうか?とはいえ、多くの場合サムライ、カラテ、ニンジュツ(!)あたりが一緒くたになっているのはご愛敬。 二番目は「Lost in Translation」。 映画関係者によると日本公開はどうもゴールデンウィーク辺りらしく、日本では未だそれ程知られていないようだが、今年のアカデミー賞の有力候補という事で、すでに耳に挟まれた方も多いかもしれない。この映画は日本を題材としているハリウッド映画という点で日本映画ではないが、日本が持つ強いエキゾチックさというものを欧米人の目でとらえるという意味で、より一般人にわかりやすくなっている。つまり、観客が、日本人が捉えた日本をファインダー越しに見るのではなく、映画の中に生きる主人公達の目を通して、「言葉も分からない異文化の中で困惑する」(Lost in X)という気分を味わえるわけだ。 この映画、日本人にとってはやっぱり「sour」かもしれない。日本語をきちんとしゃべらない俳優や、中華と区別が付かないような衣装・セットを持ち出されておちゃらけの日本が銀幕に映れば、「何にも分かってないよ」と首を振ることも出来るだろうが、「Lost in Translation」で映る東京は紛れもなく今の東京だ。言葉が分からない、文化も知らない「異邦人」の目を通した日本。自分ですら久々に東京に帰ってきたときのあの、得も言われない「くらくら感」をこの映画で強く感じるほどだ。日本人として、東京にいては分からない、この異質感。ニタニタしながら下を向いてしまいたいと思うほど、銀幕に映る「あたりまえ」の東京は異質だ。「欧米」にとっての日本は、「The Last Samurai」の日本と、超ハイテクの日本がちぐはぐに組み合わさったある種得体の知れないものなんだろうなと思う。新宿の超高級ホテルの最上階のバー。そこで静かにジャズを演奏する欧米ミュージシャン。日本人に「渋い」と映るその情景は、この映画を通せば異質だ。でもその異質感、疎外感がこの映画のもう一つの題材である、ほのかな恋というものを際だたせている。 とここまで文化論を打ってきたが、実はこの映画、ウィスキーとつよ〜い関係がある映画なのである。とある国内大手メーカーのウィスキーの宣伝を映画の重要な背景に据えているのだ。主人公である「映画俳優」が日本にやってくる理由がこのウィスキーの宣伝なのである。それ以降も、随所にウィスキーが現れるが、その中性さが良い。この映画の中ではウィスキーそのものが強く前面に出ているわけではないし、どこかコミカルに描かれているので、「宣伝のための映画」という気は全くしないためだ。 監督のS・コッポラはF・コッポラの娘で、相当クリエイティブな人らしい。映画のみ為らず芸術関係に多彩な能力を発揮しているとのことだ。彼女、相当な日本通らしく、映画の随所に東京の文化を知り尽くしていないと出てこないような場面が表れる。特に注目してほしいのは、音だ。音楽の選曲もさることながら、背景に流れる音。救 急車の音や、バイクの音。はたまたカラスの鳴き声まで、日本人にとっては当たり前だが、異邦人にとってはエキゾチックな音が満載だ。こうやって海外でこの映画を見るとその音にはっとさせられる。日本で周りが全部日本人でこの映画を見ることを想像するとちょっと不思議な気分になるし、日本人にとってはこの映画はS・コッポラが表現したかった「lost in X」というのはなかなか伝わらないかもしれない。でも、逆に、日本人はこの映画を通して、「自分を見る目」をリフレッシュできるんじゃないだろうか? |
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Haggis | 2004.01.20 |
| 特に欧州の客に多いのだが、店にいると良くこういう質問をされる。 「ハギスってなんなんだい?」 行く先々で、「ハギスとは、四つ足の…」なんて吹き込まれ、おみやげ屋の店頭には、ブタともマッシュルームのお化けともつかないようなピンク色の生き物がユーモラスに描かれた絵葉書が「これぞハギス!」と謳えば、かわいそうな観光客はやっぱり気になるもの。中には中身を知っていてニヤニヤしてるのもいるが、その一方で、いい年した男性が、普段は絶対見せないだろうと言うほど純朴な顔して訊いてくる場合もある。 |
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| で、どう答えるか…正面きって、「羊の贓物と、雑穀の合わせたものが腸皮の中に入ったものです」と、マユ一つ上げずに答える方法もあるが、いくら何でもこれは無粋なので、「あなたの国にあるような、ソーセージのスコットランド版ですよ。」と答えることにしている。まぁ、遠からず。この国の「ソーセージ」たるものを食べた方はご存じかもしれないが、魚肉ソーセージ以上に食文化の「厚み」をひしひしと感じる食べ物であることは間違いない。
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| 小麦粉が含まれていることが多く、えもいわれない食感である。ある意味において、その極限がハギスであり、北部イングランドのブラックブディングである。まぁ、ブラックブディングはおいておくにしても、マッシュポテトと、ターニップ、それにハギスと、まるで「三色そぼろ」みたいな形で出てくるのがハギス料理。 興味津々でビールの並べられている冷蔵庫からハギスのかたまりを取り出し、夕食にでも食してみようという、観光客に忠告が…まず、そのままでは食べても美味しくないということ。当たり前である。温めて食べてください。第二に、電子レンジにそのままつっこまないでください。想像しているようなソーセージのような「破裂」ではなく、文字通り豪快に「贓物が飛び散る」ことがあります。 必ず、ナイフ等で穴を開けて。第三に、皮は食べないでください。肉厚一ミリ以上は優にある、分厚い羊の腸皮は到底噛み切れません。 |
![]() Haggis 画像は「スコットランド旅の物語」より ![]() |
| と、大体ここまでくると、怪訝な顔して、「じゃぁ、どこだったら美味しいやつをたべられる?」と来るわけだ。この「美味しいやつ」が実はくせ者で、単純にハギスを食べてみたければ、その辺のチップショップ(フィッシュ&チップス)へ赴いて、「フライドハギスを一個」といえば、「パン粉揚げ」のばかでかいのがやってくる。中には熱々の…でもこれは夜中3時、寒風吹きすさぶエジンバラ市内でいつ来るとも知らないタクシーを待つクラブ帰りの若者が食するもので、「美味しい」というものではない。むしろ伝統の食文化の現代アレンジの一つの極みを見るためのもの。 じゃぁ、一体どこなんだ?!まぁ、やはりパブでしょうね…「スコットランド料理を出すレストラン」なんてほとんど無いですから…。 本当のことを言えば、ハギスの味にそんなに大きな差があるわけではない。どんなものを食べても、まぁまぁそれなりに味は伝わってくる。皆が想像するように臭いわけでもなく、食感の薄いねちゃねちゃした、比較的食べやすい肉料理だ。中にはかぴかぴしちゃっているやつとか、やたらに胡椒がききすぎているものもあるが、あってそれぐらいの程度。ある日本人シェフが以前、ハギスを口にして一言「なんか、昔のイシ○のハンバーグみたいな味がするなぁ」。そういうもんなんです。本場イタリアの「石釜焼きピザ」とか、スペインの「タパス」とかそういった、素朴だけど、変なところで食べると、「あぁ、あそこに行っちゃったのね…」的な悲しい状況にはあまりならないはず。最近の人々はケチャップぐりぐりかけちゃうぐらいですから。 とはいえ、それでも美味しいやつを…というのであれば、市内に一つ名門店があるのでここで紹介を。 |
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| 問題は、これをどこで食べるかだが、B&Bの場合、無理を言えば暖めてもらえるはず。ホテルの場合は衛生法などがあって難しいかもしれないが、そういうところは逆に「ハギスの美味しい店」を教えてくれるはず。 |
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2003年最後のエジンバラNOW | 2003.12.30 |
クリスマスが終わり、Boxing Dayが過ぎると、お待ちかねの一大セールが始まる。クリスマス休暇を家で家族と過ごし、外に出たくてうずうずしている人々がいっせいに街に繰り出す様はなかなか圧巻。クリスマスショッピングより更に大きな荷物を抱えて歩く人が多いのをみると、誰しも「なんだ、プレゼントケチって、セールに遣いつもりなんだ…」と思えるかも。 27,28日とプリンセスストリートは地元民でごった返すが、29日あたりになるとやたらにイングランド人やら大陸からの人やらが増える。実はこれ、12月31日の大年越しパーティー「Hogmany」に参加する人々なのである。欧州でもスペインなどのように、ブドウを年越しに12粒食べるといったような、日本的な習慣がある国がある中、ScotlandのHogmanayはいわば、ただの「一大乱痴気パーティー」である。 その中でも最大級のものがここエジンバラ。Princes St.やRoyal Mileなどの中心部はチケットを持つのみが入ることができ、若者が酒便を片手に大騒ぎし、特設ステージではコンサートやカウントダウンが華やかに行われる。その数は2000年で実に20万人(最近は範囲が少し狭まったため、数も抑えられて10万人ほど) むろん、チケットを持たない人もたくさんいるわけで、そういう人々は、Arthur's Seatや、Carlton Hill等、エジンバラの七つの丘で新年と同時に上がる大花火オーケストラを鑑賞すべく外に繰り出すわけだ。Arthur's Seatなど、高いところで見るこの光景は圧巻(一番遠いところで、中心部から5キロほど離れている丘でも打ち上げられる)。ついでにLeith港からは汽笛の大合唱。さすがに「花火慣れ」している日本人にもこれはぐっと来るものがある。ただし問題は見晴らしの良い場所から花火を見ようとすると、必ず7つの内一つは見られなくなること。なぜなら自分がいる丘自体から花火が上がるからである。 |
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| Edinburgh Hogmanayは31日だけではなく、29日から始まる。 続いて30日はNight
Afore Fiesta(afore=before。 |
Torchlight
Procession ![]() ![]() ![]() |
| 最後に。Ardbeg
Committee Reserve 6 years oldを飲んでみた。 アードベグ蒸留所がモレンジ社に買収されて以降に蒸留されたもので、おそらく最初のシングルモルト、アードベグのComittee Reserve6年ものを同僚が入手したので、飲んでみることに。 カスクストレングス、ノンチルのこのモルト、前評判としてはユーギデールの足下を脅かすような出来だとのこと。期待して飲んでみたが、確かに素晴らしい。多少薬品っぽい感じがあり、また多くのアードベグに感じられる、チーズっぽさや、BBQチキンのような臭いはほとんど無い。ただし、6年という若さからか、さすがに薄っぺらさがあるが、これも若いアイラモルトと考えればかなり楽しめる。確かに「For Discussion」とボトルに打ってあるのも頷ける。これで体を十分にホットにしてTorchlight Processionに臨みました。 |
![]() Ardbeg Committee Reserve 6 years old |
というわけで、今年のエジンバラNOWはこれで最後になりました。5月からお送りしてきましたが、如何だったでしょうか?これからもエジンバラの旬の情報をお届けできたらと思います。それでは来年もよろしく! |
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いよいよChristmas Eve | 2003.12.24 |
| 二時半には空が夕焼けはじめ、三時半には日が沈む。おまけに曇天の日が多いのでますます暗くなるのは早い…。そんな12月の下旬。 |
| そんななか、私用でスペインはカタルーニャの首都、バルセロナに数日ほど行ってきた。イギリスに比べ、信仰厚いスペインだが、街の装飾はよっぽど質素で、大きなデパートの壁面に鮮やかな電飾が見られるくらい。日中の気温が平均で15度前後と、スコットランドの晩夏のような気候がそうさせるのか…ただ、教会前の広場などではクリスマスのデコレーションを売る広場があったり、キリスト生誕等をモチーフにしたジオラマ(?)が飾られていたりと、いかにも大陸らしいクリスマスで、雰囲気は十分。これがベルギーならば、色とりどりクリスマス限定ベルギービールが売られているのだが、残念ながらスペインではそういったものはない様子。ただし、スペインには1月6日に主顕節という大きな祭りがあるので、このシーズンのお祭りムードは少し分散されているようだ。
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ラフロイグとカカオの関係 | 2003.12.24 |
| 日本人がそうであるように、英国でもフランスに対しては華麗なイメージがあるようだ。ちょっと気取ったお店に行けばクリスマスをNoelなんて書いてあったりする。スコットランドは「Auld Alliance」ということもあって昔からフランスと仲がよいが、エジンバラの観光の中心、Royal Mileをholyrood宮殿に向かってくだった、Canongateにフランス人が経営するチョコレートと、紅茶のお店がある(Cadenhead'sエジンバラ店のすぐ近く)。この店、100種類以上のThe(フランス語でお茶のこと)(日本の玉露なんかがあったりする)と、厳選したチョコレート(カカオもガーナやマダガスカルの○×産なんて書いてあったりする)、毎日パリから届くパン、ノルマンディー産のバター…なんてこだわりにこだわりまくっていて、そこで作られているケーキはロンドンでもなかなかお目にかからないような本格的なものである。 |
| 英国人の好きなホットチョコレートもカカオの種類や、濃度によっていくつかの種類があって、中にはインカ帝国スタイルでチリを入れて飲むものまで。自分が気に入っているのは"Chocopresso"と呼ばれるどろどろの濃厚なホットチョコレート。デミタスカップに入ってくる様はまさにエスプレッソそのもの。最後の方はカカオが固まってカップを傾けても出てこなくなるので、スプーンが付いてくるのはご愛敬。 |
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![]() 残念ながらラフロイグ入りのチョコは撮せませんでした。 |
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Cardhu禍 ついに英国国会まで行くが、一応の決着 |
2003.12.05 |
| これまで何度かお伝えしてきたCardhuの問題であるが、ついに国会での、いわゆる「Question Time」の場においてブレア首相が質問を受けるという事態にまで発展を見せた。が、12月4日、デザインの変更という形で決着を見ている。 ロバートソン氏は、質問の後、Cardhuの一件が、スコットランドにおける最も重要な産業であるウィスキー業界の調和と健全性を脅かす非常に深刻な問題であると述べている。 一方でDiageoは、この一件が大げさに、また不公平に歪められた報道をされていると釈明をしているが、同業他社や、そのロビー団体の反論は辛辣だ。Glenfiddich,Balvenie等を有するWilliam
Grant & Sonsは、BBCにおいて以下のように発言している。 |
これらの動きを受け、Diageoは12月4日、スコッチウィスキー協会(SWA)の委員会において、Cardhu "Pure" Maltの箱および、ラベルの色変更を含めたパッケージデザインの変更をし、新たな消費者向けキャンペーンを行うとの発表をした(写真は、グリーンを基調とした新たなパッケージ)。SWA、Diageo両者とも満足のいくものだと円満な合意を強調している。 |
![]() 画像はBBC NEWSより |
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クリスマスシーズンまもなく到来 | 2003.11.15 |
| 日本のニュースをインターネットで見ると「早くもクリスマスが…」なんて文言が並んでいるのを目にするが、ハロウィーンが去り、ガイフォークスの花火シーズンが無事終わると、英国ではクリスマスに向け皆がプレゼントに頭を悩める季節の到来である。北米と違って11月終わりの感謝祭がない分、これから急激にクリスマス色が強くなっていくのが手に取るように解る。既にデパートやハイストリート(目抜き通り)ではショーウィンドウがクリスマス一色。クリスマスプレゼントはいわば日本のお歳暮といったところだが、送る数がちと違う。家族やら友人、親戚、その子供たち、親しい人間、職場の同僚、上司、恋人と、ともかく途方もない人数に送る、いわば「プレゼント合戦」といったところか。クリスマスカードに至っては日本の年賀状状態である。小売業界はこのシーズンが一番のかき入れ時で、ロンドンではショッピングストリートであるリージェントストリートにどれだけ電飾がなされたかでその年のクリスマス商戦がどれだけヒートアップするかがわかると言われるほどだ。 |
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| まずは、Ardbeg Uigeadail。 Ardbeg蒸留所の水源の名を冠したこのボトル、すでに日本でも話題になっているようだが、こちらでは販売直後に売り切れるという大盛況。93年物のArdbegを中心に、少量の90年、おそらく78年頃と思われるSherry樽寝かせのArdbegが入っているらしい(「らしい」、ですよ)。少量とはいえ、Sherryの影響が色濃く出ていてArdbeg独特のピーティーさと相まって相当分厚い印象を受ける。なんだか昔のArdbegを彷彿とさせるようで、かなりのでき。小売りも、イギリスでも6000円程度ということで、かなりお買い得かもしれない。17年がその座を譲るという形で導入されたこのUigeadail、かなり期待ができる。 |
| 次は、Bruichladdich Links。 あのぶっとい缶全面にSt. AndrewsのOld Courseの絵が描かれている。ちょうど先日、人につれられてSt. Andrewsで初めてゴルフをしてみたが(とはいえ、Old Courseに隣接する打ち放しですが…)、たしかにそのままの絵である。好き嫌いが分かれるかも。14年熟成ということで、15年との対比がおもしろそうだが、残念ながら試飲はまだ。 |
| Glen Morangieも新たなボトルを投入。Burgundyフィニッシュ。 三つ子のSherry,Port, Madeiraの内、Madeiraが退場し、代わりのこBurgundyが選手交代の形で入るとのこと。試飲をしてみたが、薫りは、赤ワイン系フィニッシュにありがちなモサッとした印象が強い。が、飲んでみればMorangie特有の軽い、シャープなキレが残る。Madeiraを試したのは遙か昔なので対比はできないが、Fortified Wineではなく、純ワイン系フィニッシュのMorangieとしては安めで、おもしろいかも。 |
| BlendedのCampbelltown Lochもいつの間にやら25年から21年に。
値段は据え置き。25年のすばらしさに驚愕した覚えがあるが、果たして21年はどうだろうか?これも未だ試飲せず。 もう一つは、Compass BoxのMonster。 これはNYCのPark Avenue Liquor ShopオーナーGoldstein氏のリクエストを受けて作られたもの。名前の通り、とてつもなくピーティーなBlendedだとか。Compass Boxは自分も注目の会社で、オーナーが真のモルト好きだと、Craigellachieの皆川氏も熱く語っていた。新世界ワインを思わせるボトルラベルは賛否両論だが例の事件とは違って、こういう「伝統」の殻に閉じこもったウィスキーのイメージを打ち破る新たな動きは大賛成である。先達が作り上げた名声を「利用」するのではなく、自らリスクを取って何かを変えようというその志。会社の規模と相まって本当に眩しい思いがする。 |
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| RMWにも戻り、普段の生活へ。今回の件でお世話になったウィスキー関係者に報告の意味を込めて挨拶周り。とあるところで、いきなりウィスキーのブラインドでの試飲を勧められる。 |
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